【レポート】SLOW GELATOプレオープン

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SLOW GELATO プレオープンを終えて

2014年に、熊本市現代美術館に講演で呼ばれて熊本に入り、その時に出会った野々島学園の土井さんと意気投合して、ノリでつくってしまったジェラート店。

行政からの委託でも、助成金ありきでもなく、野々島学園が覚悟を決めて、人、金、時間をとにかく投資して実現させたプロジェクト。法人内部の理解を得たりするのにも、きっと苦労したであろうと思うし、乳製品加工業の資格を取るのにも福祉法人というハンデを抱えてとにかく苦戦してた。そして何と言っても、4月の大地震。私たちもオープン前、最後の仕上げをする為に熊本に入ってたときの出来事でした。

5月開業は諦めて、7月開業で気持ちを切り替えて頑張ったけど、続く余震の影響で学園内の窯に火を入れることができず、イートインで使用するはずだったオリジナルデザインの器は結局間に合わず、連日の記録的豪雨で外装の仕上げも出来ないままプレオープンの日を迎えました。

今回のテーマは、「障害のある人たちの創造的で新しい働く場をつくる」ということ。現在、5名の障害のある方がジェラート班で製造に携わってます。ジェラートの原材料となる野菜や果物の下拵えから始まり、トッピングに使用するプラリネの加工やビスケットづくりまで、ほぼ全ての工程を彼らが担っています。引きこもりがちで学園にあまり通えなかったAさんは、ジェラートを一口食べてから、それを作りたいがゆえに毎日通うようになったそう。人と何かを分け合うということを知らなかったBさんは、仕事終わりに2つのジェラートを買って、同じ野々島学園に通うCさんと分け合う習慣ができたのだとか。

とにかく、土井さんも私も想像しなかった様々な変化が早くも生まれているのです。

プレオープンには、障害のある人とその家族や、地域の子どもやお年寄り、土井さんが毎晩飲み歩いて(?!)仲良くなった県内の経営者や若者たちなど、とにかく多様な人たちがやって来て、本当に幸せそうにジェラートを頬張っていました。そうそう、こういう場をつくりたかったんだよね!と、みんなの笑顔を見てちょっと泣きそうでした。

お店の経営としてはまだまだこれから。たくさん投資した分、頑張って回収していかなきゃならないし、やりながら気付く課題も多いです。でも、引き続きスローなノリでクリエイターチームと共に盛り上げていきたいと思います。

ぜひ、みなさん。
九州にお越しの際には、SLOW GELATOにお立ち寄りください!
また、全国の飲食店やイベント等を対象とした卸販売(120ml/2L)もやってます。
ぜひお気軽にご相談ください!

明日から、いよいよ通常営業です。
野々島学園とSLOW LABELの新たな挑戦。
応援、どうぞよろしくお願いします!!

栗栖良依(SLOW LABEL ディレクター)

SLOW GELATO公式サイト

SLOW GELATO Facebook Page

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