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INTERVIEW

その先にあるもの Beyond Slow

10社会でアートを尖らせる方法を
詩的にプランニングする

プランナー・詩人

毎号スポットをあてる「スロー」な人へのインタビューを、
全4回、週に1度更新して紹介しています!

ディレクション:栗栖良依 編集:友川綾子 取材・文:清水康介 写真:古川智基(SAFARI.inc)

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SLOW LABELに関わりのある人にお話を伺うBeyondスローも今回で10回目。
栄えある第10回に登場するのは、SLOW LABELが始まるきっかけを作った松田朋春さんです。
普段は、下着メーカーのワコールが運営する文化施設「スパイラル」のシニアプランナーとして
様々な企画立案を行いながら、SLOW LABELの監事も務めています。

松田 朋春さん 第1回

SLOW LABELのはじまりにある言葉

インタビュー中も「こんな話で大丈夫?だからね、あんまりちゃんと書こうとしちゃだめだよ、ざっくりとね」と冗談めかして話す松田さんは、「監事」という肩書きの印象とは程遠い、飄々とした立ち居振る舞いがチャーミングな方です。でも実は、グッドデザイン賞の審査委員や、2005年『愛・地球博』のアートプログラム・プランナーなどを歴任してきた、凄腕のプランナー。SLOW LABELのルーツとなった『ランデヴープロジェクト』も、松田さんがプロデュースしたプロジェクトなのです。

「『横浜ランデヴープロジェクト』で商品群ができてきたので、販売するときにブランドがあった方がいいくらいの感じだったんだよね、最初は。どうせやるなら独自性を高めようと、栗栖を中心としたブランドを作ることにして、プロジェクトごと彼女に渡したような感じです」

王様は裸だといえる人を登用する

SLOW LABELの前身に、横浜市の障害福祉施設と一緒にものづくりをする『横浜ランデヴープロジェクト』があったことはご存じの方も多いでしょう。横浜のプロジェクトは2009年に象の鼻テラスを拠点にして始まったものですが、元々の『ランデヴープロジェクト』自体は、スパイラル/株式会社ワコールアートセンターの商品開発プロジェクトとして2000年から続けられてきました。「アートの実社会への応用」をコンセプトに掲げ、様々な分野のアーティストと、メーカーの技術開発者や大学の研究者などとのランデヴー(出会い)から新しい視点でものづくりを考えようというものです。

松田 朋春(まつだ ともはる)

プランナー・詩人

PROFILE

松田 朋春

グッドアイデア株式会社代表。1964年東京生まれ。イベント、商品開発、広告企画などに携わる。2005年愛・地球博公式アートプログラムでプランニング担当。「道後オンセナート2014」プロデューサー。大分県広報「大分で会いましょう。」プロデューサー。「ランデヴー プロジェクト」「ダイアログ・イン・ザ・ダーク・タオル」「はっぱっぱ体操」でグッドデザイン賞、「ピノキオプロジェクト」でキッズデザイン賞金賞、グッドデザイン賞、D&AD賞受賞。著書「ワークショップ-偶然をデザインする技術」(共著・宣伝会議)、「わたしの犬退治」(新風舎)、「エアリアル」(ポエムピース)他。プロダクトブランド「典型プロジェクト」代表。ポエトリーコレクティブ「oblaat(オブラート)」世話人。 (株)ワコールアートセンター/スパイラル シニアプランナー。立教大学非常勤講師、グッドデザイン賞審査委員歴任。多摩美術大学非常勤講師。

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