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10月28日(日)に沖縄、那覇市ぶんかテンブス館 テンブスホールにて「SLOW LABEL/金井ケイスケ サーカス・ワークショップ in 那覇」を開催しました。
日本財団 DIVERSITY IN THE ARTSでは、障害のある方が表現者として社会で活躍できることを目的に、ダンサー、俳優、パフォーマーを広く発掘するためのワークショップを行っています。(*本事業にはスローレーベルがプログラムアドバイザーとして参加しています。)
10月28日は「SLOW LABEL/金井ケイスケ サーカス・ワークショップ in 那覇」を開催しました。
その様子をお届け致します。
「SLOW LABEL/金井ケイスケ サーカス・ワークショップ 」はサーカスなどで使われる道具や表現などを利用し、障害の程度や種別に関係なく、その人自身が持つ身体機能や感性を活かす身体のワークショップです。
パフォーマンスが初めての方から経験者まで、幅広い方々にご参加いただける内容となっております。
講師はタイトルの通り、サーカスアーティストであり、スローレーベルのパフォーミングディレクターの金井ケイスケさんです。
アシスタントとして、アカンパニストの齋藤優衣さんもご参加いただきました。
今日の流れを説明したあとは、まずはみなさん輪になって初めましての挨拶から。
お互いにニックネームと体調などを共有します。
次は空間を移動しながらのワーク。
歩きながらアイコンタクトやハイタッチをしていきます。
そのまま空間を均等に埋める事に注意しつつ、歩くスピードを変化させたりします。
そしてストップ!全員で空間をまんべんなく埋められるように手を伸ばしたり
そのままみんなで繋がってみたり…
次はイミテーションと呼ばれるワークです。
簡単に説明すると先頭の人をまねっこするワークです。
後ろの人が付いてこれるか、同じ動きができない場合はどういった動きでついていくかなどなど、チームのメンバーによって考えながらそれぞれ動きます。
お互いの動きを見る、プチ発表タイムも。
動いている本人たちにはダンスを踊るという意識がなくても、まわりから見ると踊っているように見えるのがこのワークの面白いところです。
お次はお楽しみのジャグリング体験コーナーです。
今回も様々な道具を用意しました。
皆さん自分のお気に入りを見つけてチャレンジ!
今度はみなさん同じフラフープを使います。
先ほどのイミテーションの4人組で今度はフープを持ちながら動いてみます。
フープがあることによって、先ほどとはまた違った動きができるようになりますね
最後はソレイユと呼ばれるワークです。
輪っかにたくさんの紐を付け、その紐を一人1本持ち、輪っかに乗せたボールを運ぶというワークです。
ソレイユはフランス語で太陽の意味ですが、輪っかから四方に広がった紐がまさに太陽のように見えますね
全員が集中してそっと動かさないと落ちてしまうため、緊張感が走ります…
無事にボールをゴールまで運んで、みんなで拍手!
最後はお気に入りの道具を持って記念撮影で終わりました。
全国7都市を巡った日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS ワークショップ・シリーズ全国キャラバンもこの沖縄で最後となりました。
各地でご参加頂いたみなさま、ありがとうございました!
またどこかでお会いできますように!
『SLOW LABEL/金井ケイスケ
サーカス・ワークショップin那覇』
【日時】 2018年10月28日(日)午後2:00~3:30
【会場】那覇市ぶんかテンブス館 テンブスホール
〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3丁目2番10号
【講師】 金井ケイスケ(サーカスアーティスト)
主催:日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS
後援:(公財)沖縄県文化振興会
那覇市