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大和リース株式会社と特定非営利活動法人スローレーベルは、共同プロジェクト「SLOW GREEN UNITY」(デザイン:密林東京)を始めます。
第一弾のコンセプトモデルを、2016年7月25日、熊本県合志市にある野々島学園でスタート、この度は、「超福祉展」に合わせ、渋谷区内の施設ワークささはたさんのご協力で、ヒカリエにてワークショップを行いました。
密林東京の鈴木さんが、真ん中の方には高めの植物を、手前には低めの植物を、とアドバイスします。この大和リースの開発した緑化ユニットシステムは、基盤工事不要で“どこでも”“あっという間に”緑の空間をつくれ、自由自在にパーツを組み替えられるユニット型緑化商材です。設置する施設の新築・既存にかかわらず、フレキシブルな空間の利用が可能になります。
今回の「SLOW GREEN UNITY」では、植物を用いて、アクセサリーなどの小物から商業施設やライブデコレーションといった空間作品まで、幅広いアートワークで魅了するグリーンデザイナー・密林東京(スズキアキコ)が担当。障害のある人のお手入れのし易さなどを配慮したオリジナルデザインです。
ワークささはたさんから参加してくださった皆さんは、普段から公園の植栽のメンテナンスなども行なっているそうです。とても手際よく、どんどん植物を配置していきます。
ワークささはたさんでは、普段から、社会の中で役割を果たしていくことがとても大切だと、積極的に外に出ているそうです。
この『SLOW GREEN UNITY』の仕組みは、会社にこのユニットを入れていただいた時、その後のメンテナンスに定期的に施設の皆さんにきていただき、仕事としてお頼みする。そうして定期的に社員の方と施設の皆さんとの接点を作ることで、障害に対する理解を深めていこう、という趣旨で作られました。
障害の有無を超え、地域に暮らす多様な人々が、植物のお手入れを通じて交流する仕組みづくりに挑戦しました。障害のある人の、創造的で新しい働く場をつくる試みの一環として実施します。
ぜひ、こうした趣旨を知っていただき、社会の中に活用していただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。
*『超福祉展2016』についてはこちらのページをご覧ください。
http://www.peopledesign.or.jp/fukushi/exhibition/
*「SLOW GARDEN UNITY」のリリースはこちらのページをご覧ください。