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【レポート】 ジェニー・シーレイ特別公開ワークショップ

2016 01/16 Sat

2月6日、7日の「スロームーブメント」公演に向けて、パフォーマーの皆さんは今日も朝早くから象の鼻のテラスに集合しました。
今日の稽古は特別な日。英国グレイアイ・シアター・カンパニーの芸術監督のジェニー・シーレイさんを講師にお招きし、スペシャルな公開ワークショップを開催されました。ジェニーさんの特別ワークショップは1月16日・17日の2日間連続プログラムです。

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ジェニー・シーレイさんは2012年ロンドン・パラリンピック競技大会開会式の共同デイレクターを務め、イギリスで障害のあるアーティストの育成や舞台芸術のアクセシビリテイ向上を牽引された人です。どんなワークショップになるのか、最初は皆さん緊張気味?!

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「みなさん、遊ぶのは好きですか?」ジェニーさんのこの言葉で始まりました。ジェニーさんの横で、英語通訳、日本語通訳、そして、難聴のパフォーマーの方へ向けて手話通訳が同時に行われました。これほど通訳が多い現場はスロームーブメントならでは。全員が手話のサインネーム(自分の特徴を身振りで表します)で自己紹介をしました。

即興のグループパフォーマンスでは、他のメンバーは、背を向けて舞台の音を聞きます。それから、絵描いて感情を表現したり、自分たちで考えたストーリーでお芝居をしてみたりと、ジェニーさんが出すとテーマはとってもユニークです。

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「そこは、ものすごく早くやってみて。」「大きな音を出して。」と、一人ひとりを細かくチェックするジェニーさん。パフォーマーのみなさん「えー!!」と言いながらもなんだか嬉しそう。ジェニーさんのワークショップでは「聴こえない、見えないオーデイエンスにも伝える表現」がどんどん引き出されていくようでした。

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お茶をしていたお客様も、舞台の面白そうな空気を感じてか、ワークショップを熱心にご覧になっていました。明日もジェ二ーさんのワークショップがあります。カフェでは、障害者施設の可愛いアイテムも販売中。ぜひ、遊びにいらしてください!

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制作チーム:蜷川

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