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“スローサーカスinサン・アビリティーズ今治”
2021年10月14日㈭、15日㈮に愛媛県今治市にあるサン・アビリティーズ今治にて、ソーシャルサーカス体験ワークショップを開催しました。
四国でのワークショップは今回がはじめて!
「どんな方たちと出会えるか!?」
講師の金井ケイスケさんを筆頭に吉田亜希さんと東野寛子が3人のファシリテーターがワクワクしていると、続々と参加者が集まってきました。
サン・アビリティーズ今治では、ソーシャルサーカス初心者キットを使った、職員さんによる講座を行っているそうですが、いつもとはまた違った雰囲気にみなさんも興味津々です。
まずは自己紹介からはじまり、ストレッチ。
そして、ウォームアップがてら会場の空間を埋めるように歩いてみます。
すれ違った参加者とアイコンタクトしたり、挨拶したり、肘や足、お尻など体の一部をコンタクトしながら、お互いを知り、コミュニケーションを取っていきます。
お次は筒けん。
筒とボールを用いたニュースポーツ。
けん玉のように遊んだり、仲間とキャッチボールのように遊んだりできる道具です。
シンプルな道具ですが、ボールをキャッチする際に筒をひっくり返してみたり、脚の下を通してみたり、背中を通してみたり…
工夫次第で、色々な技が生まれます。
参加者のみなさんからも多様なアイディアが出て、夢中になっていました。
グループに分けての筒けんリレーでは大いに盛り上がりました!
サーカス道具を体験するコーナーでは皿回し、ディアボロ、スカーフジャグリングなど、思い思いの道具を手に技に挑戦しました。
はじめて見るプロの技にみなさん目が釘付けですが、参加者の方も負けてません!
はじめは「出来ない…」「難しい…」と声が聞こえていたものの、
次第に「出来た!」の声があがり、コツを掴んだ参加者同士で教え合う様子もみられました。
最後は「ソレイユ」
紐を放射状に持ち、中心に乗せたボールをゴールまで運ぶワーク。
全員で心を一つに集中しないといけません。
ワークショップで育んだチームワークの見せどころ。
ここでは、ファシリテーターはルールだけを伝え、後は参加者のみなさんに委ねます。
「もう少し入口の方へ」「○○さんの方に移動しましょう」「紐を緩めないで」と声を掛け合いゴールまで向かいます。
筒の上にボールを乗せられたらゴール!あと少しが難しい!!
失敗しても諦めず、「次はこうしてみよう!」とチャレンジする姿、成功した時に互いに称え合う姿は素敵でした!
2日間に渡り、3回のワークショップでしたが、はじめての土地にも関わらず、どの回も20名を超す参加者が集まってくれました。
なかには「昨日受けて楽しかったから!」と翌日も受けて下さった方も!
「もっとやりたい!」「また参加したい!」と嬉しい感想を頂き、大盛況に終わったワークショップでした。
SLOW CIRCUS PROJECTでは、今後も横浜・東京だけにとどまらず、日本全国へと活動を展開していきます。
また、障害者に限らず企業内研修の一環としても取り入れられたり、幅広く活用されています。
次はあなたの街や会社にやってくるかもしれませんよ!
(スローレーベルスタッフ 東野寛子)
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NPO法人スローレーベル
MAIL : project●slowlabel.info (●を@に変更してください)
TEL/FAX : 045-642-6132 (平日10:00-17:00 FAXは24時間対応)
▶ソーシャルサーカスとは…
ソーシャルサーカスとは、サーカス技術の練習や習得を通じて協調性・ 問題解決能力・自尊心・コミュニケーション力などを総合的に育むサーカスで、世界各地で貧困・難民・虐待などに起因するマイノリティのエンパワメントに活用されています。
SLOW CIRCUS SCHOOLでは、開催施設や地域のニーズに応じてプログラム内容をカスタマイズしてワークショップを提供しています。
▶プログラムの内容
SLOW CIRCUS PROJECTの様々な分野の専門家や、多彩な団員たちが交代でファシリテーターを務めます。
団員によって専門が異なるため、毎回内容が少しずつ異なります。
どのような事情をお持ちの方でも安心してご参加いただけるようにプログラムを組み立て、進行していきます。
過去の開催レポートも、スローレーベルWEBページのNEWSにて公開中!
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