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【レポート】蓮沼執太さんと十日町市の子どもたちが愛唱歌を披露

2022 11/21 Mon

大地の芸術祭でお馴染みの新潟県十日町市には、「十日町小学校•ふれあいの丘支援学校•発達支援センターおひさま」という3つの施設がひとつの敷地にあり、共に学び成長するという文化があります。この3施設がひとつ、というのは全国的にも珍しく、実現に向けては歴代PTA会長さんをはじめ本当に多くの方のご尽力で実現したそうです。

SLOW LABELでは、今回その周年事業として3施設が一緒に歌える愛唱歌をつくりたいというPTAの皆さまからのご依頼を受け、パラリンピック開会式で「いきる」という素敵な曲をつくってくださった蓮沼執太さんに作詞作曲をお願いしました。

コロナ禍で子どもたちと直接触れ合える機会に制約がある中で、リモートなどを活用しながら対話を続け、「ゆめのおか」という素敵な曲が仕上がりました。

この曲の途中には<歌詞自由>というパートがあります。決められた小節と音階の中で、子どもたちひとりひとりが自由に歌詞をつける、または手をたたいたり、自作の楽器を鳴らしたり、それぞれのやり方で表現できるという画期的な試みがデザインされています。

「自由」というのは、時に難しい。特に我が国では、「覚える」ことや「合わせる」ことに重きをおきがちなので、自由に、と言われると、逆にどうしたら良いのか戸惑い、周りの人の目が(音が?)気になったりするものです。蓮沼さんからの大きな宿題に、子どもたちは、悩んだり、先生や家族と相談したりしながら向き合ったそうです。

11月19日に開催された三施設周年記念式典では、蓮沼さん演奏のもと、子どもたちが元気に歌ってくれました。その場にいた、子どもも大人もみんな自由でした。
(レポート:栗栖良依)

蓮沼執太 http://www.shutahasunuma.com/
1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、演劇、ダンスなど、多数の音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、ワークショップ、プロジェクトなどを制作する。2013年にアジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティ、2017年に文化庁・東アジア文化交流史に任命されるなど、国外での活動も多い。主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 ~ ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

三施設リーフレット

報道用資料 令和4年1月愛唱歌ワークショッププレスリリース
報道用資料 令和4年2月【変更版】愛唱歌ワークショッププレスリリース
報道用資料 令和4年11月式典プレスリリース

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