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あらゆる生命が響き合う参画型音楽プロジェクト
『Earth ∞ Pieces(アースピースィーズ)』始動!
未だかつて誰も見たことも聞いたこともない「喜びの歌(第九)」をつくり
この絶望ばかりが目につく不確実な世界に、生きる勇気と希望を贈ろう!
*専用サイトができました*
https://ep.slowlabel.info/
▪️全ての人が “自分らしく” 輝ける世界へ
ひとりひとりが地球を構成するかけがえの無い「Piece」となり、共に豊かな時間を紡ぎながら、ベートーヴェンの「喜びの歌(第九)」を合奏するプログラムです。ここでは、音楽経験の有無やプロアマの垣根もなく、複数ある選択肢から自分にあった参画方法を選び、全ての参画者がフラットに“自分らしく” 共奏できる環境を提供します。
毎回、蓮沼執太セレクトの多彩なジャンルのプロミュージシャンが一緒に演奏し、伝統的な第九には使われない楽器(電子楽器や民族楽器など)、生成AIなど先端テクノロジー、自然の音なども自由に取り入れ、国際社会共通のSDGs目標である2030年までの6年間をかけて、ゆっくりとアンサンブルを有機的に発展させていきます。多様な「Pieces」の表現する力で、クリエイティビティとインスピレーションが拡張していく瞬間を、どうぞお楽しみください!
*なお、3月16日(土)の初公演「Earth ∞ Pieces vol.1 ワールドプレミア」は、2024年3月15日(金)に開幕する『第8回横浜トリエンナーレ 野草:いま、ここで生きてる」』のパブリックプログラムの一つとして位置付けられています。
▪️第一弾プロジェクトの参画プレイヤー募集!
第一弾となる今回は、それぞれ異なる背景の人を対象とした3つのカテゴリーでプレイヤーを募集します。応募条件や申込みは、各カテゴリーごとのページをご覧ください。
①U25スカラシップシート(募集終了)
障害や経済的事情などにより音楽にアクセスすることが困難でありながらも、音楽に対する熱意とこのプロジェクトで自分や社会を変えようという強い意欲のある青少年を募集します。
②プレイヤーズシート(募集終了)
自身がもつ楽器演奏や歌唱のスキルで、スカラシッププレイヤーと共に自分や誰かをエンパワーしたい、新しい表現の可能性を広げたいというミュージシャンや音楽愛好家の方を募集します。
③メセナシート(募集終了)
このプロジェクトのビジョンに共感し、国や業界を超えた新しいエコシステムの一役を担いたい、クリエイティブなアプローチでSDGsの目標達成をめざしたい企業、経営者、団体などを募集します。
→詳細・購入ページはこちら
④特典付き鑑賞チケット「サポーターズシート」(完売)
このプロジェクトのビジョンに共感し、想像力や共感力でプレイヤーを応援したいという方のシートです。お食事を楽しみながら創作の様子を観覧いただけます。
→詳細・購入ページはこちら
【蓮沼執太さんからのコメント】
このプロジェクトは、東京2020パラリンピック開会式でパラ楽団のメンバーと共に音楽を作り演奏した経験が起点となって、その取り組みをさらに前進させたものです。私たちが、音楽を聴くこと、音楽を奏でること、その時間と空間を共にすること。オーディエンスとプレイヤーの人生が音となり、音楽として重なることを意味します。この前代未聞とも言える挑戦が、新しい領域を作り出す契機になりますように。たくさんのご参加をお待ちしています。
▪️プロジェクト立ち上げの背景
SLOW LABELはアートの力で「多様性と調和のある世界」をめざし、生産性を重視しがちな社会に「SLOW」な感性を取り戻すべく多岐にわたるプロジェクトを展開してきました。東京2020パラリンピックが幕を閉じ、「ダイバーシティの価値」を一般社会へと拡散すべく新たな対話を始めました。
しかし、「必要性は認識しているが、現状では実践が難しい」との声が多く聞かれ、実践する場合も公的資金に依存する部分が大きく、持続性の観点で課題を感じました。また、新型コロナウィルスの到来以降、かつてないほどの急速なテクノロジーの進化の中で、見えない孤立や格差が広がり、誰もがストレスと生きづらさを抱えています。
私たちは、活動を続ける中で「アクセシビリティ(人権)」と「サステナビリティ(環境)」は表裏一体の関係性だと強く実感しています。ダイバーシティが尊重される心理的安全な環境は、誰もが自分らしく創造性を発揮し、互いを尊重し合うため、ハラスメントのリスクを減少させてメンタルヘルスを支えます。この本質的なウェルビーイングへのアプローチこそ、人にも地球にも優しいアクションを長く起こし続ける最も根源的な原動力であると考えています。
▪️人と地球のウェルビーイングに永続的に貢献できるコミュニティを!
このプロジェクトがめざすのは、アートの力で「人や地球のウェルビーイングに永続的に貢献できるコミュニティ(文化的エコシステム)」をつくることです。既存の業界構造や常識にとらわれず、世界標準の倫理観に基づいた「新たなカルチャー」を共に育む仲間を国内外から募ります。世界中の誰もが知っている『喜びの歌』を通じて、人種、宗教、国籍など異なる文化や価値観をもつ人々と、日本で暮らす人々が交わる機会を生み出し、あらゆるバリアを超えて真の多様性と調和のある世界を希求する、一つの先駆モデルをめざします。
【栗栖良依からのコメント】
空気を読んで右に倣えな「同調力」ではなく、互いの違いを認め合い、活かし合える、本物の「調和力」が求められている時代ではないでしょうか。誰かのためではなく、まずは自分自身のウェルビーイングのために出来ることから一緒に始めませんか?
<TALK SALON 開催!>
プロジェクト始動に先立ち、栗栖良依(SLOW LABEL芸術監督)と蓮沼執太(Earth ∞ Pieces 音楽監督)によるトークサロンを開催しました。
企画の背景や各募集カテゴリーの説明と今後の展望について語っていますので、ぜひご視聴ください。
⚫︎出演者
栗栖良依
東京造形大学でアートマネジメントを学び、イタリアのドムスアカデミーでビジネスデザインの修士号を取得。25年以上にわたり、異なる分野の人やコミュニティをつなげ、対話や協働のプロセスで社会変革を試みる市民参加型のアートプロジェクトを手がける。 2010年、骨肉腫により障害福祉の世界と出会う。翌年、SLOW LABELを創設。ヨコハマ・パラトリエンナーレ(2014-2020)総合ディレクターとして、舞台やイベント制作におけるアクセシビリティの仕組みを開発。東京2020パラリンピック開閉会式で企画・演出振付・キャスティング・リハーサル運営・コメンタリーガイドまでをDE&Iの観点から総合的に監修。第65回横浜文化賞「文化・芸術奨励賞」、TBS「ひるおび」木曜コメンテーター。
蓮沼執太
1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、演劇、ダンスなど、多数の音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、ワークショップ、プロジェクトなどを制作する。2013年にアジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティ、2017年に文化庁・東アジア文化交流史に任命されるなど、国外での活動も多い。主な個展に「Compositions」(Pioneer Works 、ニューヨーク/ 2018)、「 ~ ing」(資生堂ギャラリー、東京 / 2018)などがある。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。東京2020パラリンピック開会式にてパラリンピック讃歌編曲及び障害の有無を超えたミュージシャンで構成されたパラ楽団指揮。
▶︎報道関係者向けプレスリリース
EPリリース2024年2月19日配信
【限定50席】SDGsな食事と楽しむ音楽会「Earth ∞ Pieces vol.1 」の詳細を発表!
〜特典付き鑑賞チケット販売中〜
EPリリース2024年1月24日配信
【DE&IやSDGsの活動に悩んでいる、企業必見】
ともに挑戦できる『Earth ∞ Pieces』の「メセナシート」の詳細を発表
EPリリース2024年1月17日配信
【初公演】前代未聞の「第九」を横浜で演奏!
3/16(土)「Earth ∞ Pieces vol.1 ワールドプレミア」の開催が決定
EPリリース12.6 2023年12月6日配信
栗栖良依×蓮沼執太 「喜びの歌(第九)」のプレイヤーを世界から募集!
2023年12月6日現在
【問い合わせ】
https://www.slowlabel.info/contact/
フォームでの問い合わせが難しい方はこちらをご利用ください。
認定NPO法人スローレーベル
メール:contact@slowlabel.info 電話・FAX:045-642-6132(平日10:00-17:00)