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3/28 SLOW MOVEMENT Showcase & Forum vol.5

個人向け

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3/28 SLOW MOVEMENT Showcase & Forum vol.5   に参加する
  • 日時2021年3月28日(日)14:00-17:00
  • 場所オンライン
  • 申し込み事前申込制
プライス

無料

募集終了

Well-being Arts
健やかな未来を創造しよう

English page → HERE

コロナ禍における新たな挑戦
アートで心身の健康にアプローチする

 

2016年度より毎年開催してきた、障害のある人々の舞台芸術活動に焦点を当てた本事業も、今回で5回目、最終回を迎えます。

2020年は、新型コロナウィルスの感染拡大により、社会活動だけではなく文化芸術や福祉の現場においても、これまでの手法や価値の方向転換を迫られました。しかし、映像配信技術やオンライン化などによって、あらゆる人々のアートへの参加機会が広がった一年間だったとも言えます。

今回は、コロナ禍で新たな変容を見せるオンラインでの実験的なパフォーマンス、後半のディスカッションでは、今年一年のソーシャルサーカスの活動報告および、アートでより健やかで豊かな未来を創造する為に必要なこと、今後の展望についてディスカッションしていきます。

 


PROGRAM

14:00-    PART1
ドキュメンタリー
「Documentary of SLOW CIRCUS PROJECT」

障害者とのサーカス活動をはじめたSLOW LABEが、多様な人々とともに日本初のソーシャルサーカスカンパニー「SLOW CIRCUS PROJECT」を立ち上げるまでの6年間の軌跡を描いたドキュメンタリー。
撮影・監督・編集:矢彦沢和音(Paradrift.inc)

SLOW CIRCUS PROJECT 

SLOW LABELから発足した日本初のソーシャルサーカスカンパニー。サーカスに取り組むことで社会性や自己肯定感を育むとして世界でマイノリティ支援に活用されるソーシャルサーカスを日本に普及させるべく、個性豊かな団員とともにワークショップや作品創作を実践している。
ウェブサイト

 


 

15:00-    PART2
ショーケース
豪日共同プロジェクト「羽衣 -HAGOROMO-」

アートとテクノロジーにより、人々の隔離や分離から再びつながることを祝福し、共鳴することを探る実験。日本で謡う青木涼子氏の謡「羽衣」に、中継で繋いだメルボルンの音楽グループ「アンプリファイド・エレファンツ」が演奏を重ねます。

*助成:トヨタ財団「インクルーシブなデジタルメディアの開発と検証 ―障害のある人のための創造的な活動とリハビリテーションのデザイン―(代表:望月茂徳)」、豪日交流基金

謡 :青木涼子(能声楽家)
演 奏 :アンプリファイド・エレファンツ(サウンドアートアンサンブル)
メディアアート:
ジョナサン・ダックワーズ(インタラクティブデザイナー/ RMIT大学准教授)
望月茂徳(メディアアーティスト/ 立命館大学准教授)

パフォーマンス(約15分)のあと、本プロジェクトに関するトークを行います。

出演:
青木涼子
ジェイムス・ハリック(サウンドアーティスト、Jolt Arts. Inc代表)
ジョナサン・ダックワーズ
望月茂徳
モデレーター:栗栖良依(パラ・クリエイティブプロデューサー/SLOW LABELディレクター)

 


 

16:00-    PART3
ディスカッション
「健やかな未来を創造する Well-being Arts 」

登壇者:
望月茂徳(メディアアーティスト/ 立命館大学准教授)
金井ケイスケ(サーカスアーティスト/SLOW CIRCUS PROJECT ディレクター)
栗栖良依(パラ・クリエイティブプロデューサー/SLOW LABELディレクター)

※プログラムおよびタイムスケジュールは変わる可能性があります。
※日本語同時字幕、英日/日英通訳が入ります。

 


主催 : スロームーブメント実行委員会
共催 : 港区(令和2年度港区文化プログラム連携事業)
後援 : オーストラリア大使館
協力 : 立命館大学、RMIT大学、Jolt Arts Inc.、三信電気株式会社、5Stream
会場協力:株式会社ワコールアートセンター
企画・制作 : NPO法人スローレーベル

日本スタッフ
テクニカルコーディネート:中原楽(ルフトツーク
舞台監督:髙野洋
映像配信:熊谷和彦・粟屋武志(littlenèllo)、小林裕・川崎慶仁(マイスエンタテイメント)、岸本智也
照明:上田剛(RYU
音響:稲荷森健
通訳:樅山智子(Art Translators Collective)、山田カイル(Art Translators Collective

オーストラリアスタッフ
プログラマー:ロス・エルドリッジ
配信協力:5stream

 

港区文化プログラム連携事業とは
港区と文化芸術活動団体が連携し、2020年に向けた気運醸成及びレガシー創出に向け、港区ならではの文化プログラムを展開するものです。
スロームーブメント実行委員会は、平成28年度から港区文化プログラム連携事業の指定を受けています。
令和2年度港区文化プログラム連携事業

 

 

             

                     

   

プロフィール


能声楽家
青木涼子

世界の主要な現代音楽の作曲家と共に、能の声楽である「謡」を素材にした新しい楽曲を発表している。これまでに19ヵ国50人を超える作曲家が楽曲を提供しており、世界15ヵ国にてオーケストラとの共演、オペラ出演を行っている。東京藝術大学音楽研究科修士課程修了(能楽観世流シテ方専攻)。ロンドン大学博士課程修了。2015年度文化庁文化交流使。2019年度第11回「創造する伝統賞」受賞。港区観光大使。
公式サイト

 


サウンドアートアンサンブル
アンプリファイド エレファンツ/ The Amplified Elephants

サウンドアーティスト・ジェイムス・ハリック/ James Hullick が代表を務める、知的障害者、青少年、若手アーティスト等による新しい音楽活動を支援する団体ジョルトアーツ/ JOLT Arts Inc内のパフォーマンスグループ。オーストラリア・メルボルンを拠点に活動を行っている。豪日交流基金等の支援により、日本での音楽祭の開催を行った経験も持つ。知的障害を持つアーティストで構成されており、作詞・作曲・歌・パーカッション・シンセサイザー・トランペット・ギターなど楽器演奏や作曲など音楽活動を行う。ジョナサン・ダックワーズ博士ともクリエイティブな関係を築き、インタラクティブなタッチスクリーンのオーディオ・ビジュアル機器を使った作品やワークショップを数多く行っている。2019年立命館大学映像学部望月茂徳准教授による訪問の際に、開発したオーディオ・ビジュアルデバイスの体験会と今後の協力について議論を行っている。
公式サイト(英語)

 

インタラクティブデザイナー/ RMIT大学准教授
ジョナサン・ダックワーズ/ Jonathan Duckworth

オーストラリア有数の工科大学であるRMIT大学に所属しながら、外傷性脳損傷者のリハビリテーションのために、認知障害および運動障害のある参加者が他者と協調作業を行えるためのテーブルトップ型デジタル・オーディオビジュアルツール「EDNA」および「Resonance」の開発を行ってきている。2019年より立命館大学映像学部望月茂徳准教授と「インクルーシブなデジタルメディアの開発と検証:障害のある人のための創造的な活動とリハビリテーションのデザイン」について共同研究を行っている。
公式YouTubeチャンネル

 

メディアアーティスト/ 立命館大学准教授
望月茂徳

千葉県出身。筑波大学大学院システム情報工学研究科単位取得。博士(工学)。フラクタル画像処理技術などを学んだ後、アートとテクノロジーを結びつけるクリエイティブ・テクノロジーについて関心をもち、近年は障害や高齢者、子供を包摂するデジタルメディアの研究を立命館大学にて行っている。『劇団ティクバ+循環プロジェクト』(KYOTO EXPERIMENT2012) 『光のコンパス:まるの王様、だーれだ!』など。独立行政法人情報処理推進機構より「天才プログラマー/スーパークリエータ」認定。立命館大学映像学部准教授。SLOW LABELでは、SLOW MOVEMENT で登場する「音を奏でる電動アシスト車椅子-&Y01-」の開発や、SLOW ACADEMY in 未来館などに参加。
Beyond SLOW記事

望月 茂徳さん 第1回

 

サウンドアーティスト/ Jolt Arts. Inc代表
ジェイムス・ハリック/ James Hullick

2006年より、障害を持つ人々のためのサウンドアートアンサンブルであるアンプリファイド エレファンツの指導役を務める。2008年には、RMIT大学在学中にジョルトアーツ/ Jolt Artsを設立。その後、ジョルトアーツはジェイムスの功績により、東京を含む国際的な6都市で『ジョルト・フェスティバル』を開催するまでに成長した。現在、指導者として活躍する傍ら、サウンドアーティストとしてインタラクティブデザイナーのジョナサン・ダックワーズとデュオと組む一方、ジョルトアーツに所属するパーカッション・ノイズデュオの『ローター アセンブリー』のメンバーとしても活動を行っている。
公式サイト(英語)


サーカスアーティスト/SLOW CIRCUS PROJECT ディレクター
金井ケイスケ

サーカスアーティスト。SLOW CIRCUS PROJECTディレクター。中学生で大道芸を始める。文化庁国内研修員として能を学んだ後、文化庁海外派遣研修員として、日本人で初めてフランス国立サーカス大(CNAC)へ留学。卒業後フィリップ・デュクフレ演出のサーカス作品でヨーロッパツアー後、フランス現代サーカスカンパニーを立ち上げ世界35カ国で公演。2009年帰国。2014年よりSLOW LABELのパフォーマンス活動に携わっている。

 


パラ・クリエイティブプロデューサー/SLOW LABELディレクター
栗栖良依

東京2020開会式・閉会式4式典総合プランニングチームメンバー
「日常における非日常」をテーマに異分野・異文化の人や地域を繋げ、価値を創造するプロジェクトを展開。2010年骨肉腫による右下肢機能全廃で障害福祉の世界と出会い、翌年SLOW LABEL設立。

 


映像ディレクター/ ビデオグラファー/ フォトグラファー
矢彦沢和音

多摩美術大学芸術学科にてキュレーターの長谷川祐子に師事。卒業後ギャラリー勤務と並行してビデオグラファーとして活動。音楽、ファッション、アート、ドキュメンタリー、コーポレートビデオなど領域横断的制作を行っている。SLOW LABELには2014年ヨコハマ・パラトリエンナーレのアーカイブチームとして参加し、パフォーマンスプログラムを中心に映像製作を担当。
公式サイト

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