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【レポート】国際ワークショップにFUSAKIが登壇しました
2026 08/13 Thu
2026年3月14日、15日に帯広畜産大学を会場にして開催された NPO法人 みんなのポラリス主催 国際シンポジウム「共に語り、共に創る十勝からの対話」にSLOW CIRCUSのメンバーとしてFUSAKIと共にソーシャルサーカスに関わってきたこれまでをお話ししました。

このシンポジウムはピアサポートをテーマに活動している海外、国内の実践者による報告や今後のグローバル視点からのピアサポートのセッションが行われました。
前理事長のの水口さんからは「エンパワメント」をキーワードにしてはというヒントをいただき、準備を進めました。
ソーシャルサーカスは、サーカスの道具やそれぞれの身体能力を使って他者と協力しながら、技術やコミュニケーションを高め、生活の質を高めて社会問題を解決していく手段になるものです。
海外の貧困地域の市民間のトラブルを治めるなどの事例がありますが、SLOW CIRCUSでは障害当事者もサーカスメンバーとなり、障害当事者だけでなく、一般市民とサーカスのワークを行うことで多様な障害の理解や参加者のチームビルディングに効果をもたらしています。
今回、ソーシャルサーカスの説明に加えて重度心身障害のあるFUSAKIが、この活動に関わって経験をしたことや本人のみならず周囲の変化についてお話しさせていただきました。
発表の終わりにはデモンストレーションを行い、言葉も出せず、身体の不自由なFUSAKIのわずかな動きや気持ちを道具を使ってサーカスの技や道具をご紹介しました。
デモンストレーションに際しては、以前よりソーシャルサーカススクールでご一緒していたポラリスのメンバー 西條寧々さんと半年間プログラムや練習を重ねてきて、本番には一度も成功しなかった技が成功するミラクルが起きました!
海外からの登壇者からは、実体験を経て共感できる仲間を得ることから安心感や新たな人生への視点を見つける取り組みの紹介もあり、ソーシャルサーカスだけではなく多様な社会との繋がりの選択ができる未来は希望に満ちていると、参加者の皆さんの熱気で感じられました。

FUSAKIたちSLOW CIRCUSに関わる障害当事者や家族は、これからも多くの社会の力を必要としますが「エンパワメント」の力で当事者や家族同士だけでなく、医療、福祉の現場で働く人々との関係にも浸透し互いに支え合う社会につながればと願います。
サーカスの道具を使ってのデモンストレーションの際、ポラリスとかちの皆さん、会場の学生ボランティアさんたちにも即興で参加していただき、改めて人とのつながりのあたたかさを十勝の雄大な自然のなかで感じこの貴重な機会をいただけたことに感謝します。

(レポート:山本宣子、FUSAKI)
