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【PRESS】「Earth Pieces」ミラノ公演に向けて始動!チャリティランで共創するパートナーを募集。

2025 04/04 Fri

参画型音楽プロジェクト「Earth Pieces(アース・ピースィーズ)」が、2025年に開催される「横浜マラソン」のチャリティラン寄付先団体に選出されました。

これを出発点に、2026年3月に予定されている冬季パラリンピック開催中のイタリア・ミラノでの公演「Earth Pieces in MILANO」の実現に向けて、走ることで、共創してくださるパートナーを募集します。

<ミラノ公演の概要>

2026年3月、冬季パラリンピックが開催されるミラノ市内のパブリックステージにて、120名の障害のあるミュージシャンが所属する協同組合型音楽学校「AllegroModerato(アレグロモデラート)」と「Earth Pieces in MILANO」を計画しています。音楽監督の蓮沼執太を中心に、ワールドプレミアから継続参加する日本のサポートミュージシャンと、世界中から新たな公募プレイヤーを募って、障害・言語・文化の壁を越えてともに奏でる舞台をつくりあげます。

今回は特に、インクルーシブ教育先進国であるイタリアの知見と実践を取り入れながら、本プロジェクトの鍵となる「音楽の設計図」の深化にも取り組みます。「音楽の設計図」とは、視覚・聴覚・身体的多様なニーズに対応し、誰もが合奏に参加できるよう工夫された独自の音楽ツールで、楽譜・デモ音源・ジェスチャーなどで構成されています。さらに公演後は、イタリアで得た学びやノウハウを日本の教育現場へ広く還元することを視野に、指導者向けのテクノロジー開発にも着手していきます。

○Luca Baldan(AllegroModerato ディレクター)からのコメント

誰もがアクセスできる舞台を創り出そうとするスローレーベルの構想は、私たちがこれまで追求してきた“すべての人にひらかれた音楽のあり方”と深く通じ合うものです。AllegroModeratoは、地域の行政機関や文化団体との連携を通じて、このビジョンの実現に向けた準備を着実に進めています。スローレーベルとの共演を通じて、障害の有無を超えて人々が音楽でつながる挑戦を、ミラノから世界へ届けます。

 

<プロジェクトの今後の展開>

2026年のミラノ公演を皮切りに、『Earth Pieces』は、2030年の国連総会において、世界に広がる分断や対立を越え、人と自然、そしてテクノロジーが共鳴する新時代の『喜びの歌』を奏でることを目指します。

この象徴的な舞台でのアクションと、その実現に向けたプロセスを通じて、日本文化が育んできた「多様性と調和」の価値観を国際社会と共有し、人と地球のウェルビーイングに永続的に貢献できるコミュニティの形成と、文化的エコシステムの構築を進めてまいります。

○栗栖良依(SLOW LABEL芸術監督)からのコメント

走ることも、奏でることも、誰かと“共にする”ことで、自分の限界を越える力になります。「Earth Pieces」は、“当たり前”を疑い、“越えられない”と思われてきた壁に挑み続けるプロジェクトです。今、資本主義そのものの価値観が問い直されている時代に、私たちはアートの力で、新たな循環を生み出すことを目指しています。この挑戦の旅に、ランナーの皆さまにも加わっていただけたら嬉しいです。


<チャリティランナー募集方法・概要>

横浜マラソン2025 チャリティランナーとして、エントリー時にご寄付いただけます。

募集期間:
2025年4月9日(水)10:00〜6月25日(水)23:59(先着)

詳細・お申込み:
https://yokohamamarathon.jp/charity/

※個人の皆様からのご寄附は、所得控除または税額控除の対象となります。

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