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【PRESS】新作舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』メインビジュアル・全キャスト・公演情報公開
2025 07/17 Thu
栗栖良依がアクセシビリティディレクターとして参加している、舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』(TOKYO FORWARD 2025 文化プログラム )のメインビジュアル・全キャスト・公演情報が公開となりました。

本作は振付家・ダンサーの森山開次を中心に創作する新作舞台で、不思議な音色を奏でるSLとユニークな乗客が繰り広げる冒険譚を、多様な観客が楽しめる工夫を凝らして展開します。東京でデフリンピックと世界陸上が開催される今秋、舞台芸術での共生社会実現に取り組んできた東京芸術劇場から
東京2020パラリンピック開会式の絆が花開き、多様な感性が響き合う新たな舞台が生まれます。
公演日程:2025年11月26日(水)-11月30日(日) 〔9月13日(土)より一般前売開始〕
会場:東京芸術劇場 プレイハウス
振付・演出・出演:森山開次 音楽:蓮沼執太 テキスト:三浦直之(ロロ)
出 演:和合由依・岡山天音・坂本美雨・KAZUKI・はるな愛ほか
<以下、公式リリースより抜粋>
新しいコンセプトの創作
振付家・ダンサーの森山と舞台芸術での共生社会実現に取り組んできた東京芸術劇場、表現活動を通じて多様性のある社会をめざすNPO法人「スローレーベル」の芸術監督を務める栗栖良依とがタッグを組み、多様な視点と感性から舞台芸術をひらく全く新しいコンセプトの創作に挑戦します。
「多様な感性が響き合う新たな舞台」への挑戦
感覚をひらく、共に創る舞台
創作段階から多様な観客を想定したクリエーションを展開。「視覚と聴覚、両方駆使しなければ舞台は楽しめない」という従来の常識を超え、「聴覚だけ」「視覚だけ」「視覚と聴覚両方でも」それぞれの方法で楽しめる舞台の創作を目ざして、構成・振付・音楽・テキスト・映像など、多彩なクリエイターとともにアイデアを凝らして創ります。
身体で奏でる、もう一つの「おんがく」
手話をベースに身体で「おんがく」を再構築する「サイン・ミュージック(Signed Music)」を実践するろう詩人・Sasa-Marieをサイン・ミュージックのドラマトゥルクに迎え、森山開次による振付とともに、“目で見る世界を通じて「おんがく」を楽しむ”新たな舞台体験を生み出します。
想像力を導く、ひらかれた観劇体験
三浦直之は舞台上の言葉だけではなく、音声ガイドの台本も手がけます。これは本作の大きな魅力です。視覚に障害のある方のための情報保障にとどまらず、観客の誰にとっても、想像力で物語の世界を広げるガイドとなるよう制作します。
自由に選べる、観劇のスタイル
「音声ガイド」「字幕」の鑑賞サポートを、個人のスマートフォン等の端末に配信するシステムを採用することで、障害の有無にかかわらず、だれでも自由な座席から手軽に利用できるように試みます。
※アクセシビリティ専門家の活躍と実践研修の提供
上記の試みを実現するために、様々なアクセシビリティの専門家が活躍しています。また、アーツカウンシル東京「芸術文化分野の手話通訳研修プログラム」を修了した手話通訳者に、実践研修の機会を提供します。
東京芸術劇場による公式プレスリリースはコチラ
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