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2/10 SLOW MOVEMENT Showcase & Forum vol.3 ーソーシャルサーカスの
可能性ーに参加する

個人向け

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2/10 SLOW MOVEMENT Showcase & Forum vol.3  ーソーシャルサーカスの可能性ーに参加する
  • 日時2019年2月10日(日)
    14:00~17:00
  • 場所スパイラルホールMAP
  • 定員300名
  • 申し込み定員に達し次第〆切
プライス

無料

募集終了

ソーシャルサーカスの
可能性と日本での活用・
展開について意見を
交わす

欧米では小さな子供がサッカーチームやスイミングプールに通う感覚でサーカス教室に通うほど、サーカスが身近な存在です。
また、心身の総合的な訓練とともに創造性やコミュニケーション力の向上、仲間との信頼感や一緒にひとつのことをやり遂げる協調性など、社会で生き抜くために必要なソーシャルスキルを身につけて自立を促す「ソーシャルサーカス」と呼ばれる分野が、いま世界中でその効果を認められ、地域に存在する社会課題へのひとつの有力なアプローチ方法として注目されています。
総合芸術として高い芸術性を評価されている「シルク・ドゥ・ソレイユ」は、CSR活動の一環として、このソーシャルサーカスのトレーナーを育成し、15年以上にも渡り、世界中で積極的な人道支援活動を展開しています。

SLOW LABELはヨコハマ・パラトリエンナーレ2014をきっかけに、サーカスアートをパフォーマンスに取り入れ、以降、SLOW MOVEMENTのパフォーマンスにおける実践や、世界各国でのソーシャルサーカスの実施団体の視察、モントリオールから研究者を招いたワークショップやフォーラムを開催。日本におけるソーシャルサーカスの、障害福祉をはじめとする様々な分野への活用可能性について、本格的な研究開発を行ってきました。

2019年度からは、SLOW LABELが培ってきたソーシャルサーカスの知見を、全国各地の文化・スポーツ施設、リハビリテーションセンターなどで実践し、社会のインクルージョンを促進する、さらなる展開を構想中です。次なる展開を見据え、3度目となるSLOW MOVEMENT Showcase & Forumでは、あらためて「ソーシャルサーカス」とは何かを紹介するとともに、ソーシャルサーカスがもつ限りない可能性について、実践例を通じて意見を交わし、日本でのより具体的な活用・展開を探ります。

 

開催概要:
平成 30 年度戦略的芸術文化創造推進事業・平成 30 年度港区文化プログラム連携事業
SLOW MOVEMENT Showcace & Forum vol.3
ソーシャルサーカスの可能性

会期:2019年2月10日(日)14:00-17:00(開場 13:30)
会場:スパイラルホール (スパイラル3F 東京都港区南青山5-6-23)
観覧料:無料

チラシ(PDF)

当日パンフレット(PDF)

 

観覧申込方法:
■申込みフォーム
【申込みフォーム】はこちら

■FAX
件名を「SLOW MOVEMENT 観覧申込」とし、
お名前、Fax番号、お電話番号をご記入のうえ、
045-642-6132(スローレーベル事務局)までお送りください。

先着順・定員になり次第終了
→2/9 17時を締め切りとさせていただきます。

 

【スペシャルニーズサポート】
みなさまにより快適にご鑑賞いただくためスペシャルニーズサポートを実施いたします。
ご希望の方はお申し込みフォーム/Faxに記載ください。

手話通訳
聴覚障害者向け字幕
英語音声ガイド
出入口に近い座席の希望
車椅子席

 

プログラム:
※時間は変更の可能性があります。

14:00〜14:40
第1部 プレゼンテーション
栗栖良依(スロームーブメント実行委員長、SLOW LABEL ディレクター)
スローレーベル2018年活動報告、海外リサーチ報告
港区内でのソーシャルサーカスワークショップ実施報告

14:40〜15:10    
第2部 ショーケース
障害者とのソーシャルサーカスを実践するイタリアのサーカスアーティスト、ダニエレ・ジャングレコのファシリテーションのもと、ソーシャルサーカスの手法を用いて3名の日本の障害者と4日間のワークショップを実施。その成果を本イベントにて発表します。

出演:
ダニエレ・ジャングレコ / Daniele Giangreco(サーカスアーティスト)
五十嵐 謙
小川 香織
高島 尚義

15:10〜15:30         
休憩

15:30〜17:00        
第3部 プレゼンテーション&ディスカッション
登壇者:栗栖良依、金井ケイスケ、ダニエレ・ジャングレコ
● イタリアでのソーシャルサーカス(ダニエレ・ジャングレコ)
●カナダ ケベック州シルク・ドゥ・ソレイユの実践からリサーチ報告(金井ケイスケ)
●ディスカッション

17:00〜18:30
交流会

登壇者プロフィール:

ダニエレ・ジャングレコ / Daniele Giangreco 
(サーカスアーティスト/Artro Circo創設メンバー)

1972 年生まれ。サーカスアーティスト(クラウン、マイム)。ペルージャ出身、フィレンツェ 在住。イタリアにおける多様な障害者とのワークショップやパフォーマンス のパイオニアで第一人者。障害者とのバスツアーパフォーマンス 『Spiazza la Piazza』 で注目を浴び、イタリア各地をツアーで巡回した。イタリアのソーシャルサーカス実 践者と研究者のネットワーク「ALTROCIRCO/ アルトロチルコ」の創設メンバ ー。農業を営みスローライフを実践中。
www.danielegiangreco.it
http://www.altrocirco.it

 

栗栖良依(スロームーブメント実行委員長、SLOW LABELディレクター)

「日常における非日常」をテーマに、アートやデザインの領域に収まらない自由な発想で、異分野・異文化の人や地域を繋げ、新しい価値を創造するプロジェクトを多方面で展開。2008年より、過疎化の進む地域で市民参加型パフォーマンス作品を制作。2010年、骨肉腫を患ったことがきっかけで、右下肢機能全廃。障害福祉の世界と出会う。011年より、SLOW LABEL ディレクター。ヨコハマ・パラトリエンナーレ総合ディレクター。2016 年第65 回横浜文化賞「文化・芸術奨励賞」受賞。タイムアウト東京LOVE TOKYO AWARDS 2016 face of tokyo受賞。東京2020開会式・閉会式4式典総合プランニングチームメンバー。

 

 

金井ケイスケ(サーカスアーティスト、スロームーブメントパフォーミングディレクター)

サーカスアーティスト。1999年文化庁海外派遣研修員として、日本人で初めてフランス国立サーカス学校(CNAC)へ留学。卒業後フィリップ・デュクフレ演出のサーカスで2年間のヨーロッパツアー。その後、フランス現代サーカスカンパニーを立ち上げ、世界35カ国で公演。2009年帰国。フランスのレコレ2016を受賞しパリ市滞在制作。舞台、大道芸など、あらゆる場所で奇想天外に活躍中。パフォーマンスグループ「くるくるシルクDX」のメンバー。2015年よりスロームーブメント・パフォーミングディレクター。

 

■関連事業

※終了
ソーシャルサーカスワークショップ 港区スポーツセンター
日程:1月12日(土)13:30-16:30
会場:港区スポーツセンター多目的室
参加人数:18名 ※港区民4名、障害のある方6名(港区在住・在勤・在学の方優先、選考)
参加費:無料
※詳細ページ
※実施レポート

ソーシャルサーカスワークショップ 港区立六本木中学校 特別支援級
日程:2月4日(月)
※非公開

イスラエル盲ろう者のシアターカンパニー「Nalaga’at (ナラガット)」の事例から
障害のある人との創作活動を考える
ワークショップ&トークイベント

【3月2日(土)ワークショップ詳細ページ】

【3月3日(日)トークイベント詳細ページ】

 

■参考資料

▶ソーシャルサーカスとは
ヨーロッパで25年以上前に始まった、貧困・障害など社会的(ソーシャル)な 問題を解決するためのサーカス。サーカス技術の練習や習得を通じて協調性・ 問題解決能力・自尊心・コミュニケーション力などを総合的に育む。
世界的サーカス団「シルク・ドゥ・ソレイユ」では、巡回公演に合わせ、社会的課題を抱えた地域で、マイノリティの社会参画の促進を目的とした、 「シルク・ドゥ・モンド(世界のサーカスの意)」というサーカス学校を開いおり、国際的に高い認知を得ています。

▶SLOW LABELとソーシャルサーカス
スローレーベルは、イタリア・アジア・南米など世界各地のサーカス団と連携 しリサーチを重ねつつ、2017年より「シルク・ドゥ・ソレイユ」のサポートを受けながら、さまざまな社会課題の解決に役立つソーシャルサーカスを全国に広めるプログラム開発に取り組んでいます。

2018年2月
シルク・ドゥ・ソレイユのアンバサダーとして、ソーシャルサーカスを障害者のリハ
ビリテーションに取り入れる医師・作業療法士のフレデリック・ロワゼル氏を招聘。
障害者との創作現場で必要となる支援人材や指導者を対象に、レクチャーとワークショップを実施しました。また『SLOW MOVEMENT Showcase &Forum vol.2』にて、プレゼンテーションとディスカッションを実施。医学・リハビリテーションの視点からソーシャルサーカスを学びました。

SLOW MOVEMENT Showcase & Forum vol.2 開催レポート


 

2018年11月
シルク・ドゥ・ソレイユに金井ケイスケ氏を派遣。スローレーベルのためのファシリテーター養成特別カリキュラムを受講。
※平成30年度内閣官房 「オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査」に係る試行プロジェクト 委託事業

2018年11月〜
シルク・ドゥ・ソレイユのソーシャルサーカスメソッドを取り入れたサーカスワークショップの実践を開始。

SLOW ACADEMY ソーシャルサーカスワークショップ in 象の鼻テラス 開催レポート(2018.11.23)
SLOW ACADEMY 障害者のアート・スポーツ活動指導者育成講座 開催レポート(2018.12.04)

 

 


主催 : 文化庁(平成30年度戦略的芸術文化創造推進事業)、スロームーブメント実行委員会、NPO法人スローレーベル
共催:港区(平成30年度文化プログラム連携事業)
助成:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、SOMPOちきゅう倶楽部2016年度「Heart &Artsプログラム」
後援:イタリア文化会館、ケベック州政府在日事務所
協力:アルトロチルコ、シルク・ドゥ・ソレイユ、スパイラル/株式会社ワコールアートセンター
字幕指導:株式会社リアライズ
認証:beyond2020認証プログラム

港区文化プログラム連携事業とは
港区と文化芸術活動団体が連携し、2020年に向けた気運醸成及びレガシー創出に向け、港区ならではの文化プログラムを展開するものです。
スロームーブメント実行委員会は、平成28年度から港区文化プログラム連携事業の指定を受けています。

 

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